2014年 06月 12日
少し前にmini4312様からレコードの偏芯に関して問いかけがありました。 少し時間が出来たので、取り組んでみました。 そういえば昔こんな製品がありましたね。 ナカミチのこのプレーヤーはその偏芯に注目し、偏芯を感知し それを修正するという機能があるようです。 一度東京でデモを聞いたことがあります。 意図的にかなり偏芯した(させた???)レコードを最初に聴き 同じレコードを対策して聴くととてもクリアになったことをおぼえています。 DUAL1019でもやってみたいと思います。 このようにセンターの芯が抜けます。 芯をつけた状態でレコードをセットし、芯を抜いて目と手でターンテーブルを まわしながらセンターをあせていきます。 松山千春さんのレコードでかなりアームが横揺れするものがありましたので それで試してみました。 目で調整するだけで、アームがトレースする際にピタっととまるように なりました。対策前と対策後の比較をしてみましょう。 ☆試聴 大まかにいうと ○音質・・・変化なし ○音場・・・変化なし ○泡立ち・・・変化あり ○滑らかさ・・・変化あり ○情報量・・・変化あり このディスクを聴いてみました。 このソフトは松山千春さんの初期のもので、あまり加工がされておらず いい感じで録音されています。 一番の違いはギターの音ですね♪ 偏芯修正前はギターの弦の音は表面的でまあ〝音〟という感じなのですが 修正後はギターの弦が丸くなっていることがわかり、弦の響きがボディにあたって はねかえっている音がわかります。 ボーカルも伸びがよく非常に滑らかです。 ただ、パッと比較してもわからず、細かい部分が各所で変わっている 感じがします。 ただ、偏芯するとスタビライザーが使えないという大きな欠点もあります。 偏芯をかけたらどうしてもある程度の力で押さえ込みたいですからね~ 今後この対策は当たり前のようにやっていければと思います♪
by jbls9500
| 2014-06-12 10:59
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