2014年 09月 07日
さて、ポップス再生を少しオーディオに落とし込んで考えてみたいと 思います。ボーカルの帯域をちょっと考えてみます。 このグラフをみると、ボーカルの帯域は下は大体100Hz 上は1KHz程度の帯域になります。 情景描写力を高める 再生をおいしくするにはやはりここを 重視したいと思います。 そこで何が考えられるかというと... 情報量と帯域のつながり 周波数レンジが単純に広いだけではおいしくならないボーカル つながりが大切だと思われます。 以前、D130(38cmフルレンジユニット)を鳴らす際に ツィーターを色々チョイスしたことがありますが、一番良かったのは シーメンスのコーン型ツィーターでした。 このことから考えるとボーカル帯域でのつながりは素材の同一化が もっとも重要だと思われます。ウーハーを基準に考えると やはり帯域を広げるためには、どうしても同じ素材を用意する 必要があると思います。 あとは、ネットワークという問題があります。 私の経験上 極力ネットワークを入れない方がおいしく再現される ようです。 それならフルレンジが一番いいのか? ここに大きな落とし穴がありました。 フルレンジは音源が一つでつながりはいいように思えますが、 各周波数に対して同様の動作をするかというと、 これが案外難しい... そうゆう意味ではフリップスのダブルコーンフルレンジユニットは ポップス再生にかんしてよく考えられたユニットだと思いました。 高域にいくにつれ暴れる音をダブルコーンという形で振動を 統一化してつながりを良くしています。 これらのことを考えると... やはりこのスピーカーは良く考えられています。 ウーハーはフルレンジ入力 ウーハー ミッド ツィータ もすべてコーン型 ユニットの配置もこれ以上ないくらい接近しています。 音のつながりも抜群で、ユニットはそれぞれの帯域をおいしく再生し それ以外の帯域は他のユニットに任せています。 つまり各ユニットが同じ傾向で無理をしていないのです。 それでいてボーカルやそれに付随するバックの演奏に対するレンジも 十分に確保されています。 どこをどうとっても素晴らしいと思います。 やはり今でもポップス再生に関してはこのスピーカーが一番だと 思いました♪
by jbls9500
| 2014-09-07 17:53
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