TADの意思を受け継ぐのは…①

TADに関して…このように公開されています。

「TAD」という名称は“Technical Audio Devices”の頭文字から命名されました。
これは、1975年にパイオニアにおいて最高級スピーカー開発プロジェクトの発足時、技術顧問として参画し、当時USAプロオーディオ界の第1人者であった故バート・ロカンシーの「基本に忠実な技術こそ本物の技術であり、技術志向に傾くことなく、常に音質を最重視する技術こそ本物の技術である」という理念に基づく、“綿密な理論検討と正確な実験に裏付けられた工学的アプローチ”の手法を表現したものです。
自らのスピーカー理論を実践するための新境地を見出したバート・ロカンシーと、その思想と哲学を受け継ぐエンジニアたちの、決して妥協を許さぬ技術への探究心が、「TAD」という存在そのものなのです。
この「TAD」の意思を受け継ぎ、TECHNICAL AUDIO DEVICES LABORATORIES,　INC.は設立されました。私達は、当社の持つ最高の技術で皆様へ聴く歓びと感動を提供していきたいと考えています。

TADに関しては実は非常に期待していて、
各所でこのスピーカーを聴きこみました。

EXCLUSIVE model2402


しかし、どこで聴いてもドライバー　ウーハーがバラバラに
違う方向を向いて鳴っているものばかりで
評価がイマイチあがらなのもうなづけます。
しかし、どう考えても　どうみてもいい音で鳴るはずの
そんなたたずまいを持っているスピーカーです。
そんな思いからこのスピーカーを買った人も多かったと思います。
一時本気が購入を考えていましたが、あまりにも鳴らないので
二の足を踏んで結局買えませんでした。
(その後S9500なんてものを買ってしまったのですが…)
しかし、くま様のところで聴いたこのスピーカーの音は
素晴らしかったです　実は長年思い描いた思いが
果たされた気持ちになり、感動しました。
しかし、このスピーカーも生産中止になりました。
この素晴らしいスピーカーの…TADの意思は次の製品に
引き継がれたのか…と考えてしまいました(続く)