2014年 03月 27日
私のいまのお気に入りのレコードプレーヤーPDX-2000mk2 ですが、どうもこのプレーヤー アーム部分が秀逸のような 気がします。アームのよさがこのプレーヤーの音のよさを 演出しているような気がします。 カタログを見るとこんなことが書いてありますね♪ カタログの抜粋 ASTSなんていう言葉が出てきますね。 少し調べてみました。 レコードをかけているとき、針先は、その接点とプラッター中心を結ぶ線と垂直に交わる方向に引っ張られる。赤い矢印がそれである。一方、トーンアームは、軸を支点として回転できるようになっているので、赤い矢印の力の分力を考えると、図の緑の矢印の2つに力に分けられる。正回転の場合は、トーンアームがレコード内側方向に、また、逆回転時は、外側方向に力が発生し、それぞれを、インサイドフォース・アウトサイドフォースと呼ぶ。針圧が強いほど、この力が大きくなり、針飛びの大きな原因となる。ベクトルの授業を思い出してください。 正回転しかしないリスニング用のレコードプレーヤーは、そのインサイドフォースを取り消す為に、反対方向に軸近辺でばねで引っ張るシステムを組んでいる。元々、リスニング用だったテクニクスSL-1200シリーズのアンチスケーティングダイヤルは、それを調整するものである。そして、DJで使用する場合、これをゼロにする。コレを上げておくと、逆回転時に、さらに、アウトサイドフォースが強くなり、針飛びが激しくなる。 ASTSの場合は、下図のような構造となるため、インサイドフォース・アウトサイドフォースが発生しない。針飛びを防ぐ理想的な方法である。 ほう、こんなシステムが組んであったのですね。 S字アームはこのようなベクトルで力がかかるのですね。 なるほど 一般に販売されているS字型のアームはその力を それを解消するために色々な機構が内蔵されているの ですね♪ それがないというのもシンプルで好きです。 このアーム 実際に操作してみると非常に操作がやりやすく 振動も少なそうなので気に入っています。 DJの必要性から生まれたものが、ピュアオーディオでも 生きるというのはなかなか面白いですね。 プロ用はこれだから面白いですね♪
by jbls9500
| 2014-03-27 08:21
| アナログ
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