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正法眼蔵アーカイブ2

jbls9500.exblog.jp
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2014年 06月 22日

振動処理の私なりの考え方〝不要な振動は速やかに逃がす〟

色々な折に自分の振動処理に関することを述べているのですが、
重なってもいいので少しまとめてみたいと思います。

振動処理に関しては色々な製品もあり、個人でも持論を持っている方が
沢山いらっしゃいます。

その中で大切だと思っていることは


〝不要な振動は速やかに逃がす〟


〝ハイスピードに分散処理する〟


〝振動処理の役目を明解にする〟




この3つですね♪


この一つ目の〝不要な振動は速やかに逃がす〟ですが
これは躯体の構造 これにつきると思っています。

たとえば振動処理にかんする代表的なものとしてオーディオラックを
あげてみたいと思います。

ラックを例に挙げてみましょう♪
振動処理の私なりの考え方〝不要な振動は速やかに逃がす〟_f0247196_1973863.jpg

AとBの2つのラックですが、私の考え方ですとAが正解というか
理論にあっているのですね。

つまりラックの板を支えてる柱が単一の素材で切れ目がないと
いうことなんです これが大切なことです。

Bに関してはラックの板が支柱の間にはいり、ラックの板のスピードと
混在してしまいます。


Aの場合ラックの板が振動をキャッチする〝だけ〟の役目を果たし
次にサイドの支柱が振動をハイスピードに逃がす〝だけ〟の役目に
なります。この〝だけ〟が大切だと思っています。

しかし、製品ではそれが明解になっているものはなかなかみない
それもラックは高価ですよね

安価なものでいいものって案外これなんですよね♪
振動処理の私なりの考え方〝不要な振動は速やかに逃がす〟_f0247196_1975279.jpg

そう、メタルラックです。これは、支柱は途切れなく続いており。
ラックの板はプラステックのパーツでラックの板の穴の部分を狭くすることで
固定がなされます。明確な役割分担がなされています。
これを少しカスタマイズしたらピュアオーディオにも充分活用できますね♪



さて、近々の自分の中での話題はアナログプレーヤーのトーンアーム自作ですね。

振動処理の私なりの考え方〝不要な振動は速やかに逃がす〟_f0247196_198532.jpg

ヘッドシェルがないの♪ という質問もちらほら受けますが
今までの説明ですと...はい、ないほうがいいんですよね
振動処理の観点からいうとなしがいいのではないかと思います。

まあ、構造上トーンアームに関してはすべて私の理論は実現は出来ないのですが

ピッカリングのヴィンテージトーンアームなんてグッときますよね♪


by jbls9500 | 2014-06-22 19:08 | オーディオ


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